真夏でも気温15度 立山黒部アルペンルートのホテル
(2006年09月22日)
うめこさんの投稿
ホテル立山は日本では最高所、世界でも2、3位に入る、日本ホテル協会に属する山岳ホテルです。立山黒部アルペンルートの標高2500mに位置します。これは、上高地の焼岳の頂上とほぼ同じ高さになります。アルペンルートのトロリーバス室堂駅に隣接し、アクセスも非常に便利です。ホテルの設立は昭和47年、そのころのレトロな雰囲気が随所にあります。
5階ラウンジは駅の喧騒を寄せ付けぬ静かさで、広々としたスキップフロア、装飾、家具共いかにも山のホテルという趣です。木枠の窓をグイッと開ければ、真夏でも気温15度の大気がさわやかです。シャンデリアの輝く夜はバーになります。
このホテルは国立公園特別保護地区にあり、環境保全、また厳しい自然条件下(冬期は20mの積雪、気温 -24度)で建設のため、豪華な設備を望むことはできません。客室はツインベッドが収まる広さで、バス付きは約半数の部屋しかありません。雪に覆われるため、窓も小さいですが必要なものは揃っています。素晴らしいのは洗面台の水です。日本アルプスを400年かけてろ過した全国名水百選、玉殿の湧水がカランから出てくるのです。そのまま水筒に詰めて、存分に味わえます。大浴場もこの名水を沸したもので、早朝から開いています。浴場と客室の行き来は浴衣スリッパがけがOKです。
夕食は最上階洋食堂つるぎの洋定食がお奨めです。 メニューカードもそえられてきらびやかにセッティングされたテーブルで前菜から始まるフルコースが供されます。富山湾の新鮮な魚介、立山信仰の郷土料理等も盛り込まれています。高地のため、沸点が90度にもかかわらず、素晴らしい焼加減のステーキがいただけます。この高山でこれだけのフランス料理を味わうことができるとは驚きです。
朝食は和食堂に用意されますが、眺めの素晴らしいこのつるぎでは、湧水の水だしモーニングコーヒーのサービスがあります。朝日に煌く立山の真夏の雪渓は息を呑む美しさです。
ホテルでは宿泊客のために室堂散策ガイドツアー、立山のスライド上映、スターウォッチング、ご来光バスツアーなどイベントも盛り沢山です。夕食の予約はイベントの時間と兼ねあいよく取りましょう。そして高山のホテルならばこそ、3000m級の登山もわずか半日、手軽にアルピニストの気分になります。お弁当も用意してくれます。スタッフはきびきびと気持ち良くサービスしてくださいます。今回は様子見の宿泊でしたが、三季折々(11月末から4月中旬はアプローチの交通が休止のため閉鎖、自家用車乗り入れも禁止)に訪ねたいと思い、特典のあるゲスト会員になりました。ホテル立山は、避暑のリゾートホテル、山歩きの拠点としても存分に威力を発揮するホテルです。
|
ホテル名:ホテル立山 エリア:富山県室堂 交通:立山黒部アルペンルート室堂駅徒歩3分 口コミ:1件 空室検索・予約: |
(画像提供:JTB)


